上級会員の前方座席登録はステータスなしの同行者にも適用可能。実際にサファイア専用デスクに電話してお願いしてみた。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
このほど、台北へと旅行に行くことにしたのですが、今回は友人と2人での旅行となりました。
その友人は単なるJMB会員なので、俺がラウンジに連れて行ってやるよ!ぐらいに思っていたのですが、1つ問題が。
その問題というのが、友人には前方座席が解放されておらず、前方に隣席を確保することができないということ。
せっかくなら2人とも前方に座席をとってスマートに旅したいですよね。
どうにかできないか調べた結果、サファイア専用デスクに電話をかけることで解決できると分かったので、実際に電話して座席指定をお願いしました。今回はそのことについてまとめたいと思います。
経緯と電話する前の状態
経緯
僕は関東、友人は北海道在住で出発空港が異なるということもあり、別々に予約を行いました。
僕: 羽田→台北(松山) 台北(桃園)→成田(→福岡)
友: 新千歳→羽田→台北(松山) 台北(桃園)→成田(→福岡)
桃園・松山両空港に行ってかつラウンジをより満喫したいという考えからこういうルートにしてます。
なかなかないと思いますが、このように往復で同じ都市の違う空港を利用したい場合もオープンジョーが有効です。東京や大阪、海外だと台北やソウル、上海などです。特に乗り継ぎがある場合はより多くの選択肢から選べるようになったりして便利です。
ちなみに最後に福岡行きを入れたのはその帰りにA350に乗りたいから。国内線区間として入れているのですが、友人も行くというので一緒に行くことにしました。笑
座席指定しようとすると
というわけで予約は別々にし、次は座席指定となったわけですが、それぞれ確認したところ次のようになりました。
左が友人の画面、右がほぼ同じ時に確認した僕の画面です。
やはり一般会員向けには前方座席は解放されていないことが分かります。
諦めて後方で一緒に行くかと思ったのですが、いろいろ調べているとJALの ご予約・ご搭乗時のサービス - JALマイレージバンク というページにこんな記載がありました。
国際線ご利用時にご同行者様と隣席をご希望の場合は、お電話にてお問い合わせください。
デスクに電話して隣席にしてもらうようにお願いすればよいということですね。
というわけでさっそく連絡してみました。
電話してみる
今回電話したのはサファイアのステイタスカードの裏に記載されている「JMBサファイア国際線予約デスク」です。
電話を掛けると、オペレーターに繋がる前にまずお得意様番号とWebパスワードを打ち込みます。ここで本当に上級会員なのかどうかを確認しているんでしょう。
それが終わるとオペレーターに繋がります。
同行者と隣席をお願いしたいと申し出ると、まずはその同行者の情報を尋ねられます。
おそらく名前だけでも大丈夫かとは思いますが、同行者の「予約番号」や「お得意様番号」が手元にあるとスムーズに進みますよ。
確認が取れると、本題の座席指定に移ります。各便について「○○列のAとBをお願いします」のようにお願いすればOKです。おそらく「窓側に連番でとれる一番前の席」のようにお願いしても大丈夫かなとは思います。
PC等で空席を確認しながら電話すると楽に指定できますね。
若干のタイムラグがありましたが、後日確認してみるとしっかりとお願いしたところに指定されていました。友人にも聞いてみましたがちゃんと指定されてました。これで一件落着ですね。
まとめ
今回、一般会員の同行者と一緒に前方座席を登録する方法について実際に試してみました。
上級会員専用の予約ダイヤルに電話することで前方に隣席を取れることが分かりました。
また、以下の2点をやっておくとスムーズに指定できます。
同行者の予約番号やお得意様番号を控えておく
座席指定画面を見られる状態で電話する
皆さんもぜひお試しください。
それでは今回は以上。ありがとうございました!
軽食・シャワーありでワンランク上のラウンジ。成田空港国内線サクララウンジレビュー。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
今回は成田空港「国内線」のサクララウンジについてレビューしていきます。
国際線のイメージが強い成田空港ですが、国内線もわずかながら飛ばしています。国際線からの乗継客が多いからか、国内線のサクララウンジとしてはサービスレベルの高いラウンジでしたよ。
基本データ
基本的な情報は以下の通り。
成田空港国内線サクララウンジ
場所:第2ターミナル・国内線制限エリア内3F
時間:7:30~10:00、13:30~最終便出発まで
設備:飲み物、軽食、シャワー等
これらについて順に説明していきます。
場所
このラウンジは、成田空港第2ターミナル・国内線制限エリア内3Fに位置しています。
第2ターミナル2Fの端の方にJAL国内線の保安検査場があります。そこを抜けてエスカレーターを上った先です。
これが保安検査場の先にある看板とエレベーター。
上るとこのように入口があります。
営業時間
営業時間は7:30~10:00、13:30~最終便出発までとなっています。
中休みがある理由については、ラウンジ入り口にあるフライトスケジュールを見ると分かります。
午前中の名古屋行きの後だいぶ間が開くからなのですね。常識的な時間(フライト3時間前)であればどの便でも問題なく利用できますよ。
中の様子
入り口で受付を済ませて中に入っていきます。
大きく分けて入口から左右のエリアに分かれています。飲み物や軽食のあるダイニングが右側にあるからか、そちらの方が比較的人が多いように思いました。
人が多いといってもこの程度。便数が多くないのでそこまで混みあうこともないのだと思います。快適に過ごすことができますよ。
軽食とドリンク
軽食あり!
ここ成田空港国内線サクララウンジの大きな特徴として、軽食があるということが挙げられます。
アプリコットのデニッシュとマカダミアンマフィンの2種類のパン類がありました。
個人的な話ですが、国際線からの乗り継ぎ時間があまりなくバタバタしていたので、ここで軽く補給できて非常に助かりました。
また、お茶などが置いてある脇にあられ2種とバナナチップスもありました。他の国内線サクララウンジではあられミックスのみの提供ですから、ここもほかに比べて優れている点ではないでしょうか。
ドリンク
ドリンクについては一般的なサクララウンジとほぼ同じです。
まずは一般的なドリンクバー。
ビールサーバーと冷蔵庫です。
ビールはサントリーのモルツ。
冷蔵庫にはトマトジュースや牛乳があります。
一番奥の方にコーヒーメーカもあります。正直めっちゃ古い。
というわけでマフィンとビールをいただくことにしました。どれもおいしくいただきました。
特にこの飴が好きなんですよね。ヨーグルト味。複数とっていくのはマナー違反かもしれませんが、ホント好きなんです。すみません。笑
シャワー
このラウンジにはシャワーがあるようです。
というのも僕自身は利用したことがないため、詳しいことはよく分かりません。
乗り継ぎで疲れている方、時間に余裕がある方には嬉しいですよね。
搭乗口に気を付けて
このサクララウンジなのですが、一部搭乗口からはかなり遠い場所にあるようです。
受付をするときに受付の方に「搭乗口までは10分程度かかりますのでお気を付けください」みたいなことを言われました。
ラウンジを出てすぐのところにも注意書きがありました。
400mとのことなのでさっさと歩けば5分程度でつくのではないかと思いますが、やはり時間がかかるというのは事実です。ラウンジでギリギリまでくつろいでいて遅れる、なんてことがないように気を付けましょう。
おわりに
成田空港国内線サクララウンジについてまとめてきました。
軽食やシャワーと、国内線サクララウンジにしては充実したラウンジであると思います。ぜひ利用してみてください。
今回は以上です。ありがとうございました!
国際線のサクララウンジについても参考までに載せておきます。
遅延でも手続き開始は定刻3時間前! バンクーバー→成田→新千歳旅行記。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
バンクーバーから帰国してきました。
バンクーバー→成田→新千歳という道のりになっています。到着地を新千歳にしたのは札幌観光のためです。国際線と一緒に予約した国内線区間はたったの5,000円だしね。国際線フライトの前後はついでに国内観光ってのもかなりオススメのプランですよ。
この旅について、旅行記としてまとめたのでお伝えします。
バンクーバー→成田
チェックインカウンターの営業開始がフライトの3時間前だったのでそれに合わせて行くことに。
しかし、朝起きるとすでに遅延のお知らせメールが届いていました。機材到着遅れで定刻から45分の遅延とのこと。
それでもイチかバチか定刻基準で向かってみます。
バスと電車を乗り継いで空港まで向かったのですが、空港線のスカイトレインがまさかのANAラッピングでした。
赤組の僕ではありますが、異国の地で日本企業の広告を見るとそれだけで嬉しいものです。
いつかSFC修行ということもあるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。笑
というわけでバンクーバー国際空港に到着です。
国際線/到着の看板の端っこにどの航空会社のカウンターがあるかが書かれています。3大アライアンスが混じっており、アライアンスごととかではないみたいですね。
こちらがJALのビジネスクラスカウンター。ビジネスのカウンターが3つ、エコノミーが2つという小さめのカウンターでした。まあ1日1便のみですからね。
遅延時でも定刻基準でチェックイン開始
さて、肝心のカウンターが空く時間ですが、定刻12:35、遅延後の予定出発時刻が13:20に対して9:30過ぎに開始でした。
遅延の場合でもチェックインの受付開始は定刻の3時間前ということがわかりました。
ということは、ラウンジ利用可能時間が3時間+遅延時間ということになるわけです。上級会員にとってはむしろ嬉しい場合もありそうですね。
バンクーバー国際空港は、保安検査前の一般エリアにはお店などはあまりありません。小さいフードコートがあるくらい。さっさと保安検査を通過して制限エリア内に行くのがオススメですよ。
ちなみにカナダには出国審査がありません。保安検査を終えたらそれで以上ですのでご心配なく。
Plaza Premium Loungeへ
保安検査を通過したら恒例のラウンジホッピング。このために3時間も前に来てますから。笑
まずはJAL指定の「Plaza Premium Lounge」から。JAL指定に加えANAの指定ラウンジにもなっているほか、プライオリティパスでも入室できるラウンジです。
JAL便出発の前になるとラウンジの一部エリアがJAL利用者専用になります。
デザートが充実していて、食後に訪れるのにはいいラウンジかなと思いました。
キャセイパシフィックラウンジ
次にキャセイパシフィックのラウンジに行くことに。
控えめな外観で少し迷いました。皆さんもお気を付けください。
中は非常にきれいで開放感があり、素晴らしいラウンジでした。
ここバンクーバーのラウンジにはヌードルバーがあります。成田のキャセイラウンジにはなかったので、ヌードルバー初体験ということになりました。
定番?の担々麺からいただきました。ごまの風味が効いていてなかなか美味しかったですよ。いつか本場の香港のラウンジにも行ってみたいものです。
シャワーも利用しました。これまで利用したラウンジの中で一番清潔だったように思います。化粧水も設置してあるくらいアメニティも充実していましたし、とても気持ちのいいシャワー室でした。
機内にて
成田行きの機材は行きと同じくB767-300でした。
隣がわりと恰幅の良い外国の方で居心地としてはそこまでよくなかったですね、、、
まあエコノミーなので仕方ありません。
眠かったので離陸前から寝ていて、機内食の時間を寝過ごしていました。
あとから機内食を用意するか聞かれたのですが、正直ラウンジで食べ過ぎてお腹空いてなかったので、デザート類だけお願いすることに。
というわけで出てきたのでがこちら。フルーツとアイスです。どちらもおいしかったです。他のはキャンセルということになってしまいました。残してすみませんでした。
その後は日本時間に合わせるためにできるだけ寝ないようにしました。「ライオンキング」の実写版を見たりして時間をつぶしました。トイレに立った時にCAさんに話しかけていただいたのもうれしかったです。
することもなくなりスマートニュースやオフラインでもできるスマホゲームなんかをして時間をつぶしていると、ようやく2回目の機内食の時間になりました。
手前に見えるのはサンドウィッチです。温かくてチーズが効いてて美味しかったです。
そして成田に到着。
サテライト側に到着でした。降りたそばから5分以上歩かなければならないので微妙な気持ちになりますね。
その後入国→荷物受取→税関とこなしました。
スーツケースは家に送って、バックパックだけ持って乗り継ぎ、新千歳へ向かいます。
成田→新千歳
成田からJALの国内線に乗るのは初めてでした。正確には「JAL”運行”の国内線に乗るのは初めて」です。ジェットスター運行の乗り継ぎはオーストラリアのときに経験していますので。
さて、JAL国内線は成田空港の第2ターミナル1Fでチェックイン、2Fで保安検査という運びになります。ターミナルの端にあり、国際線のカウンターからだと少々歩きます。
今回はチェックインはバンクーバーで完了しており、預け荷物もなかったので直接保安検査に向かいます。第2ターミナルの国内線はJALのみで本数も少ないこともあり、こじんまりとした検査場でした。
上級会員用のファストレーンとかもありません。
成田空港国内線サクララウンジ
保安検査を終えて国内線サクララウンジに向かいます。
この看板のところにあるエスカレーターを上った先の3Fにあります。
こちらが入り口。国内線の規模を象徴するような控えめな佇まいです。笑
国内線ラウンジではありますが、軽食が用意されています。マフィンとデニッシュがありました。
バンクーバーからの便が遅延していたこともあり夕食を食べる暇がなかったので、この時間で少しでも食べることができてよかったです。
搭乗前~到着
国際線のものと区別するためか、国内線の搭乗口はアルファベットで表されています。
僕が乗る新千歳行きは搭乗口Pだったのですが、ラウンジを出てすぐのところにこんな表示が。
なんと搭乗口まで徒歩8分。。。
保安検査からこの距離ですからかなり遠いです。でも400mですから、キャリーケースを持ってない人なら普通に歩けば5分くらいあれば着きます。大荷物の人が最大で8分かかるよ、という意味だと思います。
搭乗口に着いたらすぐに搭乗の時刻になったので優先搭乗で乗り込みました。何気に国内線の優先搭乗は初。なかなか気分が良かったです。
今回乗っていく737は国際線仕様でした。かなり年季が入っているご様子でした。笑
国際線仕様ですからモニターが各席についているわけですが、残念ながら使うことはできません。またWi-Fiサービスも対象外。結構不便です。
図々しく飲み物のおかわりなどしているうち、あっという間に新千歳に到着しました。国内線はすぐ着きますね。
というわけで今回は以上です。ありがとうございました!
バンクーバー国際空港のワンワールドラウンジまとめ。JAL便ではブリティッシュは利用不可!?
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
カナダ・バンクーバーでの短期留学を終え、帰国の時がやってきました。
バンクーバー国際空港から成田へのフライトです。
例によって早めに空港に行き、目一杯ラウンジを堪能することにしました。バンクーバーなんて次いつ来るか分からないですからね。一通り回っておきたいところです。
今回は、バンクーバー国際空港で利用できるワンワールドのラウンジについて書いていきます。
バンクーバー国際空港のワンワールド系ラウンジ
バンクーバー国際空港には、次のラウンジがあります。
①のPlaza Premium Loungeは厳密にはワンワールドのラウンジではないのですが、JALの指定ラウンジになっているのでここに含めました。
それでは、順番に説明していこうと思います。
Plaza Premium Lounge
まず初めにPlaza Premium Loungeです。
こちらはJALの指定ラウンジになっています。JAL便利用者でラウンジの利用資格を満たす人は本来このラウンジを使ってくださいってことです。
このルールで影響があるのってJALプレエコ利用の人だけなんですが、バンクーバー-成田線には2019年12月現在プレエコの設定がありませんので、当てはまる人がいません。あってないようなルールですね。
さて、このPlaza Premium LoungeはJAL指定のほかANAの指定ラウンジでもあります。またプライオリティパスでも利用することができるラウンジのため、非常にいろいろな人がいるなという印象です。
国際線のセキュリティの先、比較的すぐのところにあります。
営業時間は5:30~22:30。JAL利用なら問題なく利用可能です。
Plaza Premium Loungeの基本データ
場所:国際線ロビー3F(出発階)の制限区域内
時間:5:00~翌1:00
設備:食事、飲み物(アルコール一部有料)、シャワー
中の様子はこんな感じ。可もなく不可もなくというのが正直な印象。
JAL便の出発が近くなるとJAL利用者専用ゾーンが出現します。他の場所に比べると明らかに空いていました。
ダイニングエリアの様子。こちらはセルフサービスです。サラダやパン他一般的なビュッフェになっています。
もう1か所バーカウンターがあります。こちらはアルコール、バリスタが淹れてくれるコーヒーとデザートを扱っていて、オーダー制になっています。
デザートはこんな感じのケーキが5種類ほどあってわりと充実してます。
デザートは後述のキャセイに唯一勝ってる点かなと。
ここPlaza Premium Loungeではシャワーを浴びることもできます。
ただ、ソープが頭・体共通、歯ブラシすらなしと最低限の設備。キャセイに行けるならそちらで浴びる方がいいでしょう。
キャセイパシフィックラウンジ
続いてはキャセイパシフィックのラウンジ。
こちらは正真正銘のワンワールドのラウンジで、ワンワールドのビジネス以上のクラス利用者とサファイア以上の上級会員が利用できるところです。
やはりPlaza Premium Loungeよりも空いていて過ごしやすいです。
出発フロアの3Fにはエレベーターのみがあります。そこから1フロア上に上がった4Fにラウンジがあります。
キャセイパシフィックラウンジの基本データ
場所:国際線出発・制限エリア内4F(入口は3F)
時間:キャセイパシフィック便出発の3時間前~
設備:食事、飲み物(アルコール含む)、シャワー、PC等
中の様子。茶色を基調とした落ち着いた内装です。
ヌードルバーあり!
キャセイのラウンジといえばヌードルバーでしょう。
ここバンクーバーのラウンジにもあります。メニューは担々麺や焼売など。
名物となっている担々麺はごまの風味が効いてました。
そのほか肉まんとワンタン麺もいただきました。一つ一つのサイズはそこまで大きくないので、複数食べることも可能ですよ。
ここのシャワーはめちゃくちゃ綺麗。用がなくても行きたいくらいと思いました。
アメニティも相当充実しています。洗顔に加え化粧水まであるのはかなり珍しいと思います。オススメです。
ブリティッシュエアウェイズ・ギャラリーラウンジ
もう1つワンワールドのラウンジがあります。
ブリティッシュエアウェイズの「ギャラリーラウンジ」です。
国際線ターミナルの最も奥に位置しており、保安検査からだと5分以上はかかります。
キャセイのラウンジと同じようにエレベーターで4Fに上がる形です。
BA・ギャラリーラウンジの基本データ
場所:国際線出発・制限エリア内4F(入口は3F)
時間:19:00~20:45
JAL便利用者は入室不可でした、、、
というわけで中の様子、と行きたいところですが、中に入ることはできませんでした。
理由は営業時間。19時からの営業なのですが、JAL成田行きは定刻12:35発。どうやっても入ることができませんね。7時間の遅れとかにならない限り利用することができません。笑
バンクーバー国際空港のサイトでフライトスケジュール見てみたんですが、ワンワールド便は21:10発のロンドン行きしかなさそうでした(BA運行でおそらくアメリカン、フィンエアーとコードシェア)。この便に乗る以外での利用はできなさそうです。日本人で使う人は滅多にいないでしょうね。。。
まとめ
というわけでバンクーバー国際空港のラウンジについてまとめてきました。
実質Plaza Premium Loungeとキャセイの2択です。ほとんどの点でキャセイの方が優れているなと思いました。
さきほども書きましたが、デザートだけですかね。Plazaの方が勝っているところ。
基本的にはキャセイのラウンジを選んでおけば問題ないと思いました!
今回はここまで。
バンクーバー国際空港・キャセイパシフィックラウンジのレビュー。ヌードルバーありの高水準ラウンジ。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
バンクーバー→成田のフライトの際にバンクーバーのラウンジを回ってきました。
今回はそのうちキャセイパシフィックのラウンジについてレビューしていきます。
キャセイパシフィックラウンジの基本データ
基本情報
場所:国際線出発・制限エリア内4F(入口は3F)
時間:6:15~
設備:食事、飲み物(アルコール含む)、シャワー、PC等
まずは場所から。
若干分かりにくい場所、かつ控えめな外観の入り口なので迷わないように注意してください。
(バンクーバー国際空港の公式サイトを加工したもの。)
搭乗口70番と71番の間に入口があります。
かつてはここは66番、67番搭乗口となっていたようで、キャセイ公式やGoogleMapを含めいくつかのサイトでは古い搭乗口の表記のままになっています。
新たな70・71番ゲートの方を目指してくださいね!
そしてこの入り口を見つけましょう。ラウンジは1つ上の4Fにあります。
エレベーターで1フロア上へ向かいましょう。
また、営業時間はキャセイの出発に合わせたものになっています。
6:15~15:00、20:00~翌2:00です。JAL利用の場合も問題なく利用できる時間帯です。
中の様子
それでは中へ入っていきましょう。
受付はこんな感じ。受付のお姉さんに搭乗券を提示するだけでOKです。ステイタスカードは出さなくて大丈夫でした。
そして中の様子。
Plazaよりも座席の種類が多く上質な感じがするという印象でした。窓も大きく開放的で明るいです。
ラウンジエリアの奥の方へ行くと、PCのあるビジネススペースがあります。
自分のPCで作業というよりは備え付けのものを弄る感じですね。フリーの作業スペースはなかったと思います。
窓からは今回日本に帰るJALの767が見えました。遠くの方にはバンクーバーの街並みも見えます。
その時、ワンワールド仕様のCX機が着陸してきました。アライアンスの塗装がしてある機体って特別感がしてなぜか好きです。
食事と飲み物
次に食事と飲み物について紹介します。
ダイニングエリア
まずはダイニングエリアから。
普通のビュッフェ形式で軽食が提供されています。
ホントに食事というより軽食という感じ。サラダやフルーツ、おつまみ等の軽いものです。
ここの手前にコーヒーメーカーも設置されています。
飲み物
ドリンクバーはこんな感じ。
冷蔵庫に缶ビールと各種炭酸飲料、その隣にウイスキー等の各種酒類が置かれています。
写真は撮り忘れたのですが、これに加えワイン各種(赤、白、スパークリング)もヌードルバー横にありました。
品揃えはそこまで多くないように思いましたが、不足しているということもないでしょう。
食後はこんな感じでワインとおつまみを楽しみました。
ヌードルバー
ダイニングエリアの食事、少しさみしくなかったですか?
その理由は、別にこのヌードルバーというしっかり食べられる場所があるからなんです!
ここでは麺類やシューマイなどがいただけます。オーダーが入ってからの調理ですので、いつでも出来立てをいただくことができますよ。
僕が行った際にあったメニューは以下の通り。
ワンタン麺
担々麺
エビシュウマイ
豚シュウマイ
BBQ肉まん
トマトソースのパスタ
ビーフバーガー
僕は2回に分けて担々麺とワンタン麺・肉まんを試してみました。
驚いたのは担々麺とワンタン麺の麺の種類が違ったこと。担々麺は普通の中華麺でしたが、ワンタン麺はもっと細い麺でした。さすがのこだわりといった感じです。どれもおいしくいただきました。
シャワーについて
このキャセイパシフィックラウンジでは、シャワーを浴びることができます。
ラウンジフロアにいるスタッフに利用の旨を伝えてシャワー室のカギを開けてもらいましょう。
エントランスの受付スタッフではなく、フロアにいるスタッフさんです。
このときは待っている人もいなかったようで、すんなり入ることができました。
中は非常にきれいです。手前から洗面所、トイレ、シャワーとオーソドックスなスタイル。
洗面所はアメニティが充実。歯ブラシ、綿棒、カミソリ、つまようじなど。洗顔と化粧水まであってさすがのサービスだなと思いました。
ソープ類は洗面所、シャワー室ともこの「Aesop」というブランドで統一されています。僕は詳しくないので分からないのですが、いいやつらしいですよ!笑
こちらがシャワー室。シャワーは天井から降ってくるタイプとシャワーヘッドを使うタイプの切り替えができ、好きな方を選んで使うことができますよ。水圧も問題なかったです。
おわりに
バンクーバー国際空港のキャセイパシフィックラウンジについてレビューしてきました。
サービスのレベルの高いキャセイパシフィックらしい上質なラウンジでした。居心地、食事、シャワーどれも満足できるものでした。JAL指定の「Plaza Premium Lounge」よりも圧倒的にいいので、こちらのラウンジに行かれることをオススメします。
バンクーバーのワンワールドラウンジすべてのまとめはこちら。
今回はここまで。ありがとうございました!
バンクーバー国際空港のJAL指定ラウンジ「Plaza Premium Lounge」について。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
バンクーバーから成田に帰るときに、JAL便利用でワンワールドのラウンジに一通り行ってきました。
今回はそのうちJAL指定のラウンジ「Plaza Premium Lounge」についてレビューしていきたいと思います。
Plaza Premium Loungeについて
Plaza Premium Loungeはバンクーバーだけでなくシンガポールやロンドン等、世界各地にあるチェーンのラウンジみたいですね。
JALの指定のラウンジになっていますので、JAL便利用利用者はここを使ってくれ、ということになっています。
そのほかANAのラウンジになっていたり、プライオリティパスで入れたりと、さまざまな人がいるラウンジです。ちなみに入場料を支払えばだれでも利用可能です。2時間42米ドル~と高額なので有償利用の価値はないと思いますが。
基本データ
場所:国際線ロビー3F(出発階)の制限区域内
時間:5:00~翌1:00
設備:食事、飲み物(アルコール一部有料)、シャワー
営業時間が長くていいですね。いつ行っても開いているといった印象。シャワーも浴びれるので非常にうれしいです。
中の様子
それでは中の様子をご紹介していきます。
といっても、心はすでに次に行くキャセイのラウンジに持っていかれていて、あまり写真多くないです。スミマセン。
まずは入り口。バンクーバー国際空港の出発ロビーはほとんど一本道になっています。その道なりにあるので、見落とすこともないかと。
入ってすぐの受付で入室の手続きをします。ステイタスカードの提示を求められるのかなと思いましたが、意外にも搭乗券だけの提示でオッケーでした。
中の様子。
ソファ席は空いていましたが、ダイニング周りや作業ができそうなテーブル席は比較的混雑していました。
なお、ラウンジに入って左手奥のエリアはJAL便出発前の時間帯にJAL利用者限定のエリアになります。
空いてはいるのですが、ソファ席のみで食事やPC作業には正直向いていない席です。
ダイニング、バー
食事ができるエリアは、入って右奥のダイニングエリアと中央のバーカウンターの2ヵ所です。
ダイニング
まずは奥のダイニングエリアから紹介します。
料理が並んでいて自分でとっていくスタイルです。
スクランブルエッグや焼きそばなどがありました。
奥にはパン類、その奥にコーヒーメーカーがあります。
その手前にはソフトドリンクの置いてある冷蔵庫。アルコールはここにはありません。
バーカウンター
次にバーカウンターです。
基本的にカウンターのスタッフの方に注文する仕組みになっています。
ここには
・アルコール
・バリスタが入れてくれるコーヒー類
・デザート
があります。
アルコールはビール等の基本的なものは無料ですが一部有料のものがあるようです。今回は朝だったのもありアルコール自体いただかなかったのですが、飲む際には注意が必要です。
コーヒーはメニューがあるのでそこから頼むだけです。
そしてデザート類。
このときはケーキ、カップケーキが3種類ずつありました。これもカウンターのスタッフにほしい種類と個数を伝えるだけ。
そんなにお腹が空いていないのと後のキャセイに温存しておくのとで軽めにケーキだけもらいました。どちらもおいしかったですよ。
シャワー
このラウンジにはシャワーがありますので、浴びることができます。
ラウンジのスタッフにシャワー利用の旨を伝えると鍵がもらえますので、それをもって入室しましょう。どのスタッフさんでも大丈夫です。
中の様子。左手にシャワールーム。中は清潔でした。
しかし気になるのはこのソープ。まさかのシャンプー/ボディー共用でした。可能であればキャセイのラウンジで浴びた方がいいかなと思います。
右手には洗面台とトイレです。まあ普通のトイレって感じですが、カナダのトイレの中ではかなりきれいと言えるでしょう。
洗面台横にはドライヤーと石鹸。これが唯一のアメニティとなっています。歯ブラシ等はありません。
そしてこのトイレットペーパーが何とも海外クオリティだなあと感じました。これ未使用ですからね。そこまで気にするもんでもないですが、最低限の清掃はしてもらいたいものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。普通にきれいで居心地のいいラウンジでしたが、あまり過度な期待はしない方がいいかなと。まあプライオリティパスでも入れるラウンジですから。
ワンワールドのキャセイパシフィックのラウンジの方がオススメですよ。
それでは今回は以上。ありがとうございました!
ボーイング社工場見学「Future of Flight」について。事前予約の仕方、行き方を丁寧に解説。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
先日シアトル観光に行った際に、ボーイングの工場見学"Future of Flight"に参加してきましたので、今回はそのお話。信じられないほどデカい工場でした。
Future of Flightの基本情報
場所、行き方
Future of Flightは、ボーイングのエバレット工場の一部となっています。
シアトルのダウンタウンからは40キロ弱離れており、比較的アクセスしにくいところにあるのは注意が必要なポイントです。
バスで行く場合には途中のLynnwoodで乗り換えが必要。2本のバスで1時間半~2時間ほどかけて行くことになります。
また、2本目のバスは特に本数が少ない(多分30分に1本)ので、時間には余裕をもって行くようにしましょう。
バス停を降りたら10分ほどひたすら坂道を上ります。結構急な坂なのでツラいですが頑張りましょう。道自体はずっとまっすぐなので分かりやすいです。
しばらくするとこの看板が現れます。
そこからまっすぐ行くとFuture of Flightのメインの建屋に着きますよ。
料金
工場見学のツアーに参加する際には参加料がかかります。料金は以下の通り。
年齢 | 料金 |
---|---|
大人(16~64歳) | $25 |
子供(15歳以下) | $15 |
シニア(64歳~) | $23 |
なお、122㎝以下の子供はツアーに参加することができませんので、お子様連れの方は注意してください。
ちなみにグッズショップや併設の博物館に立ち寄るのは無料です。
予約
公式サイトには、”事前のネット予約を強く推奨します”という旨の記載があります。
なんでも、地元学校の社会科見学などで枠が埋まることも珍しくないようです。飛び込みで行ってみたら枠が埋まっていて参加できない、なんてことにならないように事前に予約しましょう。
公式サイトは英語のみなので面食らうかもしれませんが、難しいことはないのでここから予約しましょう。
ネット予約の仕方
まずは公式サイトにアクセス。
このような画面になるので、「BOEING TOUR」をクリックします。
つづいてこのような画面。「Buy Tickets」を押すと購入に移ることができます。
購入にあたっての注意事項の画面になります。
・見学中トータルで約500mほど歩いて移動する必要があること
・階段を上り下りする必要があること
→車いすの方がグループ内にいる場合別行動になるので別途連絡が必要であること
・見学は90分間であること
・122㎝以下の子供は参加できないこと(赤ちゃんを抱いての参加も不可)
などといった注意事項が書かれています。
目を通したら「I Agree(同意します)」にチェックを入れて「Continue」で先へ進みます。
次は日にちの選択です。お好みの日付を選択して次へ進みます。
30分、もしくは1時間おきにツアーが開催されていることが分かります。閑散期・繁忙期のどちらかによって開催間隔や時刻が異なりますので、サイトから各自の日程を確認されることをオススメします。
お好みの開始時刻を選択したら次へ進みます。
なお、複数の日程で迷ったら開始が遅い方を選択するべきです。早く到着した場合、前のツアーに空きがあれば無料で振り替えてもらうことができるからです。
僕自身も2つの日程で迷って遅い方にしました。当日早起きできたので早く行ったら1つ早いツアーに振り替えてもらえました。
逆に、特別な理由なく開始時刻に遅れた場合は、チケットは失効しますのでお気を付けください。
つぎはチケットの枚数の選択。写真は大人2人、子供1人の場合。
選択したらコンティニューで次へ。
確認画面になります。「Proceed to Checkout」を押すと予約が完了します。
次に支払いの画面になるので、カードの情報を入力して支払いをしてください。 支払いが終わったら手続きは終了です。
あとは当日、受付で名前を告げると紙のチケットを交付してくれますよ。
工場見学の様子
工場内にはカメラやスマートフォンなどの電子機器やリュックなどの大きな荷物の持ち込みが禁止されています。
施設内にあるロッカー(写真右)に荷物を収納してから参加しましょう。ダイヤルロック式になっていて、無料で利用できます。
中の様子
電子機器持ち込み禁止なので当然中の写真はありません。
受付のある施設の建物から工場を撮ったものです。奥に見えるのが工場。バスに乗ってこの工場へ向かいます。地上5階建て相当のめちゃくちゃ広い建屋です。
工場内のコンテンツとしては
①B747の製造工程の見学
②B777,B787の製造工程の見学
という感じでした。
製造過程ということで、
・コックピット部分だけの機体
・胴体だけで翼のない機体
・翼はあるがエンジンがついてない機体
なんかがあり見ててとても楽しかったです。
そのほか、ガイドさんのお話も楽しかったです。当然すべて英語でしたけど。英語が分かるともっと楽しめると思います。
このときはボーイングの旅客機が7で始まる理由なんかをお話ししてくれました。「797の次は何になるんだろうね?7107かな?みんなもカッコいい名前かんがえてみてね!」みたいな感じで盛り上がってました。笑
楽しい時間はすぐに過ぎるもので、すぐに90分が経ちツアーは終了となりました。
Future of Flightの施設内の様子
受付のある施設には、ツアー以外にも多少見て回るところがありましたので、そちらを紹介します。
入ってすぐ、正面が受付になっています。チケットの購入や引き換えもこちらで行うことができます。
受付の左手にはグッズショップがあります。キーホルダーや文具、その他日用品等、こちら限定のものが多数なので、何か買っていくことをオススメします。
その奥がツアーの入り口になっています。奥にいるスタッフにチケットを手渡して入る仕組みです。
受付に向かって右手にはサンドウィッチなどの軽食がいただけるカフェがあります。わりと高いのでできれば行かない方がいいかな。。。
受付の右側を奥に行くとちょっとした展示スペースがあります。B747のめちゃくちゃデカい尾翼、
787ドリームライナーの胴体などが展示してあります。スケールの大きさに驚きました。
階段・エレベーターで上階に上ると、展望台があります。
多数の飛行機が駐機してました。
奥にはジャンボジェット747をさらに改造してデカくしたというをDream Lifterが停まってました。この飛行機は飛行機のパーツを運ぶ飛行機。例えばB787の胴体の一部や翼などを世界各地から運んでいます。
飛行機の胴体をまるごと呑み込むだけあってめちゃくちゃでかい飛行機でした。
また、工場の脇には滑走路があります。
というよりは、ボーイングの工場が空港に隣接しているという言い方が適切でしょう。
Paine Field(ペインフィールド)という小さな空港です。ボーイングの工場でできた製品が各国に飛び立っていくのはもちろん、アメリカの国内線用空港として一般利用もされています。
アラスカ航空とユナイテッド航空が乗り入れ、ロサンゼルスやラスベガス等の比較的近距離の路線が展開されています。
このときは中国南方航空のトリプルセブンがランディングする様子を見ることができました。修理か点検かなんかでしょうか。
ボーイング関連の飛行機が来たと思えば普通のアメリカ国内線が行ったりと、目まぐるしい空港でした。
終わりに
ボーイングの工場見学「Future of Flight」に関して書いてきました。
飛行機の製造工程なんてめったに見られない光景なので、航空ファンなら興奮すること間違いなしだと思いました!
1つ問題点を挙げるなら「時間」でしょうか。シアトル市内からバスで言ったら往復で3時間半ほど。現地でも工場見学90分を含め2時間半ほどは滞在するでしょうから、計6時間ほどは見ておかなければなりません。
僕自身も朝8時にシアトルダウンタウンを出て戻ってきたのが14時頃だったので、半日以上は取られるということを覚悟していく必要があります。
とはいえとても貴重な経験ができますので、シアトルに行く際はぜひぜひ行ってみてほしい施設です。
今回は以上。ありがとうございました!
同じくシアトルにある航空博物館もオススメです!
プレミアムエコノミーって本当に価値があるのか。エコノミーとの差額、ペイできてますか?
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
今年、プレミアムエコノミークラスでシドニーとシンガポールを往復するなどしてJALの上級会員であるサファイアを達成しました。
そのあと、バンクーバーに行くことに。もう修行も終わったし、上のクラスに乗る意味もお金もないのでエコノミークラスでのフライトになりました。
久々のエコノミーへの搭乗となったのですが、「世界一のエコノミー」とも呼ばれるJALのエコノミーだけあって、十分快適でした。
”高い金払ってプレエコ乗る必要あるかな?”と冷静になって考えてみたので、今回はそのことについて私見を述べたいと思います。
運賃はだいたい2倍
まず運賃を比較してみます。僕が勝手に考えた主要路線(東京からシンガポール、ニューヨーク、ヘルシンキ)に関しての運賃比較。
2019年11月現在から2020年6月の運賃を検索したものです(片道、税・サ別)。
都市 | エコノミー最安値 | プレエコ最安値 |
---|---|---|
シンガポール | 24,500 | 53,500 |
ニューヨーク | 52,500 | 90,500 |
ヘルシンキ | 42,500 | 112,500 |
これを見ると、都市によって若干差はあるものの、プレミアムエコノミーはエコノミー最安値のおおよそ2倍になっていることが分かります。
往復で5~10万円の差ということは、滞在中のホテルを1ランク上げてもまだ余るくらいの額ではないでしょうか。結構大きな価格差です。
プレエコにあってエコノミーにないもの
そんな高額のプレミアムエコノミー。どんな特典が付くのかを見ていきます。
座席に関して
座席は広いです。シートピッチはおよそ20㎝の差があります。
エコノミーは膝がつきそう(でもつかない)のに対し、プレエコは脚を組んでも余裕。
まあスペースが広いに越したことはないのですが、どちらも膝がつかないのであれば大差はないかなと個人的には思ってしまいます。寝るときの快適さもそんな変わらない気がしました。
なお、座席の幅ですが、最大1㎝しか変わりません。変わるのはアームレストの幅。小物が置けるようになる程度です。
より広い席が好まれる理由として、より良い睡眠をとるためというのがあると思います。
今年プレエコで3回、エコノミーで1回夜行便に乗った僕が正直に言いますが、睡眠の質はプレエコとエコノミーで大差はないと思います。
確かに前後幅は広がるのですが、所詮同じリクライニングという方式をとっている以上、本質的な差は生まれないからだと思います。フルフラットにならない限りは。
長時間連続で眠れない、翌朝足に疲労がたまりむくんでいるといったデメリットはエコノミー・プレエコともに共通したものでした。
「飛行機に乗っている間に疲労しないように広いプレエコを利用する」というのは正直現実的な意見ではありません。
そういう考えならビジネス以上をとらないと意味ないです。
機内サービスに関して
機内サービスとしては、ドリンクの種類が少しだけ増えてシャンパンとかが飲めるようになったり、アメニティが充実してスリッパとマスクがもらえたりといった具合です。
シャンパン。まあ特別感はありますが、これのためにプレエコ乗るって感じではないですよね。
専用チェックイン
プレエコ利用時は専用のカウンターの「プレミアムエコノミークラスチェックインカウンター」を利用できます(ない空港ではビジネスクラスカウンター)。
これはかなり強い特典です。この前行ったときなんて1人しか並んでなかったですから。
同じ時間のエコノミークラスカウンターはしっかり行列してました。
ただ、上のクラスのカウンターを使う方法って、実際にそのクラスに乗る以外にもたくさんありますから。
以下の条件を満たすことで、ビジネスクラスのチェックインカウンターの利用資格が得られます。
・JALの上級会員になる(クリスタル含む)
・JALカード「CLUB-Aカード」以上のカードを持つ
・20代限定のJALカード「CLUB EST」を持つ
上級会員は難しい条件ですが、他の2つは違います。
CLUB-Aカードに関しては普通カードの1種ですから、クレヒスの事故がなければすぐに切り替えできます。
CLUB ESTも同様。20代限定というのはありますが、誰でも作れるカードです。このカードに関してはチェックインカウンター意外にも特典もりもりで最強のカードなので20代の皆さんは今すぐに切り替えてほしいくらいです。
というように、確かに専用カウンターは意味のある特典ではありますが、プレエコ利用で獲得すべきなのかというと疑問符が残ります。
ラウンジ
プレエコ利用時はJAL指定のラウンジを利用可能。これも大きい特典の1つです。
ラウンジでは食事、アルコールを含む飲み物、シャワーの利用等が無料です。
成田空港サクララウンジにプレエコで入室した例↓
非常に居心地がいいですし、非日常感を味わえていいのですが、果たしてこれのためにプレエコを使うべきかというとこれまた疑問です。
空港の飲食店でたらふく食べて飲んで、シャワールームを借りてシャワーを浴びたとしてもエコノミーとプレエコの差額には到底届かないからです。
客観的に見て、ラウンジが使えるから価値がある!とするのは無理があります。
手荷物優先
「プライオリティバッゲージサービス」という、到着地で預け入れ手荷物が早く出てくるというサービスもあります。これはなかなか有効なサービスです。荷物を早く受け取れればその分税関にも早く並べるので、実時間で言うと結構な差があると思います。
また、これは正真正銘プレエコ以上利用者か上級会員のみのサービス。それだけに一定以上の意味があると思います。
まとめ
プレミアムエコノミーの価値について議論してきたわけですが、ざっくりまとめると
1.前の席との間隔が広い
2.若干サービスがいい
3.専用のチェックインカウンターを使える
4.ラウンジを使える
5.手荷物を早く受け取れる
といったところです。
個人的には1,2にはほとんど価値がないと思っていて、3~5にはそれなりの価値があると思います。
ただ、3は対象のJALカードを持つだけで利用対象になれます。4,5は一般的には対象になるのは難しいですが、そこに両クラスの差額の価値があるかと問われると疑問です。(もっと言えば僕はすでに上級会員資格を取得したのでこれらの特典は無条件に享受できます。)
というわけで、単にホスピタリティの向上を期待してプレミアムエコノミークラスに搭乗するというのは愚策である、というのが僕の意見のまとめです。
エコノミーとの差額を貯めておいて滞在先でいいホテルに泊まるか、何回分か貯めてビジネスクラスに乗るかした方がよっぽど賢いと思います。
僕がプレエコ利用をオススメできる人は「修行中でFOPがたくさんほしい人」くらいですかね。積算率100%は嬉しいです。そのうち70%になっちゃうみたいですが。
プレエコで修行してたくさんFOP貯めて、解脱したら一緒にエコノミー乗りましょう。世界一のエコノミー。十分快適ですよ。
今回はここまで。ありがとうございました!
航空・宇宙・ミリタリー各マニア必見。シアトル航空博物館訪問記。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
先日シアトルに観光に行ってきました。2日だけ。
今回はそのシアトルにある航空博物館をご紹介。飛行機、宇宙好きにはたまらないアメージングな施設ですよ。
シアトル航空博物館の基本情報
シアトル航空博物館の場所
シアトル航空博物館は、シアトルの市街地(ダウンタウン)から南に15kmほど。バスで30~40分くらいのところにあります。
多少時間はかかりますが、124番のバスに乗ってしまえば1本なので迷うことはないはず。僕が乗ったバスの運転手さんは「次の停留所が航空博物館の最寄りです」とわざわざアナウンスしてくれました。
バスで1zoneなので、オルカカードなら片道US$2.75です。
シアトル航空博物館の入館料
博物館の入場料は以下のようになっています。
区分 | 入館料 |
---|---|
大人(18歳~) | $25 |
子供(5~17歳) | $16 |
シニア(64歳~) | $21 |
幼児(4歳以下) | 無料 |
各入り口に受付があるので、そこで支払う形になります。ガイド付きのツアー等に参加する際はその都度その料金を追加で支払う必要があります。
シアトル航空博物館の展示物
中のコンテンツは、大きく分けて以下の3つに分かれています。
・現代の航空機、航空会社に関して
・宇宙に関して
・飛行機の歴史について
それでは1ずつ見ていきましょう。
現代航空機について
まずは現代の航空機に関しての展示。屋外での展示になります。とはいっても屋根付きなので雨の多いシアトルでも安心です。
言わずと知れた超音速機・コンコルドがお出迎えしてくれます。
現代と銘打ちましたが、少し前のプロペラ機などもありますよ。
そして、このうちのいくつかの飛行機は中に入ることができます。その際の追加料金はかからないのでご安心を。中に入れる飛行機は次の通り。
・コンコルド(ブリティッシュエアウェイズ)
・エアフォースワン(アメリカ政府専用機)
・ボーイング727(ユナイテッド航空)
・ボーイング747(ジャンボジェット、航空会社不明)
・ボーイング787(航空会社不明)
・Fedex社のコンテナ(一部分)
まずは先ほど入口からも見えたコンコルド。
めっちゃシャープな形してます。写真に収まらないほど。笑
やっぱりこの翼の形が特徴的ですよね、三角形のような翼。
超音速飛行すると摩擦熱で6~10インチ(約15~25㎝)ほど機体が伸びるんだとか。これにはさすがに驚きました。
大統領専用機のエアフォースワンにも入ることができます。
見えにくいですが「UNITED STATES OF AMERICA」って書いてあります。
中の写真は取らなかったのですが、会議室や食堂などどれも機内とは思えぬ豪華なものでした。
次はユナイテッド航空のB727機。写真もこれしかないし、特に印象は残ってません。。。
次は最新鋭のボーイング787。
もちろん現在も現役なので、我々にもなじみの深い機体です。
ギザギザのエンジンが特徴的な機種です。
お次は”ジャンボジェット”ことボーイング747。初代から50年以上たった今も現役の超大型機です。
2階建てなのですが、1階部分のみ見学することができました。
747といえばエンジン4発。片側にエンジンが2つもついてる様は圧巻です。
運輸会社であるFedexの機体も一部展示されていて中に入れます。
このようなコンテナを満載して世界中飛び回っているんですね。中の段ボールもジグソーパズルのように積み上げられています。
中に入れる機体はこれで以上ですが、他にもたくさんの飛行機がありますよ。
旅客機を取り囲むように軍用機が展示されています。
軍用機もたくさんありましたが、知識不足のためカッコいい以外の感想がないです。笑
宇宙関連
続いて宇宙関連の展示をご紹介。
ダウンタウンからバスで来た場合は、バス停を降りて一番近くにあるのがこの施設です。
中には原寸大のスペースシャトル。びっくりするくらい大きいです。
ロケットの模型。モニターでは発射から地球への帰還までを図解していてなかなか興味深かったです。
歴代のロケットの模型もありました。
宇宙好きにはたまらない内容になっていると思います!
航空歴史博物館
道路を渡った向こう側にも展示があります。
というか博物館という面ではこちらがメインかもですね。
①第一次、第二次世界大戦と軍用機の発展の歴史
②飛行機黎明期(ライト兄弟とかの時代)から現代までの飛行機の歩み
に関しての展示がありました。
②に関しては1枚も写真撮らなかったので、①について軽く紹介します。
これは第二次大戦で使われた日本の戦闘機。
このように、どのような飛行機が開発され、どのように使われたのかが時系列的に展示されています。特に太平洋戦争の日本に関する展示は興味深かったです。
各戦闘機等のミニチュアを集めて展示してあるブースも。
ミリタリーマニアの方は必見ですね。
その他
ショップ
博物館側の建物にお土産屋さんがあります。
自分が特に気になったタンブラー類だけ写真に収めていました。
他にもキーホルダーやマグネット等のベーシックなお土産、さらには飛行機のミニチュアなど航空ファンにはたまらないラインアップとなっていました。
カフェ
軽食や飲み物等がいただけるカフェが併設されています。
これも博物館側の建物内。
サンドウィッチなどの軽い食べ物や、コーヒーその他の飲み物が販売されていました。展示物が多く、見学が長期戦になることも十分考えられるため、少し休憩もかねて入ってみてもいいかもしれません。
最後に
以上、シアトル航空博物館についてまとめてきました。
かなりボリュームのある博物館ですので、3時間以上は見ておいた方がいいかもしれません。いずれにしても、入館料$25の価値は十分にある場所だと思いました。皆さんもぜひ行ってみてください。
今回は以上。ありがとうございました!
【JAL】エコノミーとプレエコの違いを徹底比較。スペースの違い、サービスの違い。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
前回、成田→バンクーバーの旅行記を書きました。修行も終わったので、普通にエコノミークラスでのフライトでした。国際線のエコノミークラスに乗るのは実は5年以上ぶりで、今の身長になってから乗るのは初。
実質人生初エコノミーみたいな感じだったので、改めてエコノミークラスとプレミアムエコノミークラス(プレエコ)との違いを振り返ってみようかと思います。
機内サービス
まず、座席が変わります。横幅、前後の間隔など。加えて飲み物のバリエーションも少し違っているので、そのあたりを解説していきます。
シートピッチの差は約20㎝!
シートピッチとは、前の座席との間の距離のことです。
エコノミークラスでは、新型のSKY WIDERというシートで約84㎝~86㎝となっています。
対するプレエコでは、新シートで約107㎝と、20㎝以上も広くなっています。
両方の座席を同じように撮影してみましたので、並べて比べてみましょう。左がプレエコ、右がエコノミーです。
エコノミークラスでは、膝から前の座席まで若干の隙間ありません。これは僕が180㎝以上あるからというのもあるのですが、それでも多くの男性はエコノミーでは脚を組むことはできないでしょう。
対してプレエコでは、前方に大きなスペースが生まれているのが分かります。脚を組むのも余裕です。前の座席に膝が当たるなんてことはないですよ。
座席幅
次は座席の横幅について。これもかなり違いがあるのかなと思ったのですが、実はそうでもありません。
アムーレストの間の間隔でエコノミーが47㎝~48㎝なのに対して、プレエコは48㎝~49㎝と、ほとんど違いがないことになっています。
ただ、実際にほとんど横幅が変わらない印象なのかというと、そうではありません。その秘密はアームレストにあります。
JALのHPのものを加工して並べた画像なのですが、こちらを見ればわかるように、アームレストがかなり違っています。(左:プレエコ、右:エコノミー)
エコノミーのものが所謂一般的なアームレストなのですが、プレエコのものはもっと立派です。幅が広いので隣との距離は確実に遠くなります。また、フラットになっているので、先端部分にはコップやスマホ等を置くことできます。
また他にも、プレエコには隣の席との間にセンターディバイダーと呼ばれる仕切りが顔の横辺りにあります。これがあると不意に隣と目があったりということが少なくなりますので、精神衛生上有効な設備といえます。
テーブル
飲食や作業などの際に使うテーブルも若干仕様が異なります。
使いまわしで申し訳ないのですが、既出のこの写真を見るとお分かりいただけるかと思います。
プレミアムエコノミーのテーブルは、単純に下してくるだけのものです。また、前後に多少動くようになっており、自分の側に引き寄せることが可能です。PCの作業もストレスなくできる広さです。
エコノミーのものは幅が折り畳みになっており、下してからもう一度折り返す形になります。それでもなお奥行きはプレエコのものと比べて狭いです。PCで作業するにはかなり狭く感じます。
また、プレエコだけにあるドリンクホルダーの存在も大きいです。
これがあれば、ドリンクだけの時はテーブルはしまっておけますよね。隣の人がトイレに立つことも可能です。しかし、エコノミーの場合はこれがありませんので、ドリンクだけの時もテーブルを出してその上に置かなくてはなりません。もちろん隣の人が通れるようなスペースはありませんので、お互い気を使わなくてはなりません。スペース上仕方ないのでしょうが、大きな差です。
機内食
機内食は基本的にすべて同じ。プレエコだからといって特別なものが出てくるわけではありません。
ただし、プレエコのメニュー表にはJALオリジナルカップうどんの「うどんですかい」の記載があり、機内食が足らないときにはこちらを追加でオーダーすることができます。
でも、プレエコ利用の時はラウンジ使えますよね。機内食食べてなお空腹っていうシチュエーションが想像しにくいです。僕自身、今年4回プレエコ乗りましたけど、いずれも機内食の前から満腹でうどんはオーダーせず。個人的にはあまり大きなメリットとは感じません。
飲み物
機内食は全く同じなのですが、飲み物はメニューが少しだけ違います。
こちらがメニュー表。左がエコノミーで右がプレエコです。見て分かるように、メニュー表自体も少し違っています。エコノミーはドリンクのみがハードカバーに記載されているもの(多分持ち帰り不可)、プレエコは紙製でドリンクとともに食事メニューも記載されています。こちらはおそらく持ち帰っていいやつ。
さて、本題のメニューの中身ですが、プレエコのメニューにある”JAL PREMIUM ECONOMY”のマークがある飲み物がエコノミーにはないものです。シャンパン、焼酎、ペリエ(炭酸水)の3つ。
特にシャンパンは一番上に書いてあるだけあって人気です。
周りでも頼んでいる人が多かったように思います。プレエコに乗るなら一度飲んでみてほしいです。僕はお酒の良し悪しとか分からないので皆さんでお確かめください。笑
アメニティ
アメニティも大きく違っているポイントの1つです。
エコノミーでは、歯ブラシ、アイマスク、耳栓が用意されているとあります。これは、座席に備え付けられているというわけではなく、CAさんにお願いして受け取るという形です。
対するプレミアムエコノミー。歯ブラシ、アイマスク、耳栓、保湿マスクが入ったアメニティセットの小袋とスリッパ(靴べら付き)が各座席に備え付けられています。
座席にあるので確実に、またすぐに使えるのがありがたいです。追加される2つのアイテムは機内でのQOLを確実に上げてくれるもので、特に嬉しいです。
スリッパはビジネスホテルとかにあるペラペラの使い捨てタイプですが、あるとないとではだいぶ違います。特に長距離線。靴だと窮屈ですもんね。
また、空調が効いて乾燥する機内では、保湿マスクもかなりのお役立ちアイテムと化します。マスクのポケットに濡れスポンジのようなものを挿入して使います。夜行便の就寝時とかにつけておくと翌朝気持ちよく起きれる気がします。
乗る前後
機内での両クラスの違いについて言及してきましたが、飛行機に乗る前、乗った後も違う点があるので書いていきます。
なお、この項目で比較形式ではなく、プレミアムエコノミー利用時にできること(エコノミーではできないこと)という形で書いていきます。
専用カウンターでチェックイン
まずは空港についてすぐ。チェックイン時から優遇があります。
プレミアムエコノミー利用時は、プレミアムエコノミークラス専用のチェックインカウンターを利用してチェックインをすることができます。
上がプレエコカウンター、下が同じ時間帯のエコノミーカウンター。エコノミーの方は行列ができていて10分以上かかりそうですが、プレエコカウンターはなんと1人だけ。
空港全体が特に混んでいない日でしたから、繁忙期だともっと力を発揮しそうな特典です。また、プレミアムエコノミーのカウンターがない空港ではビジネスクラスカウンターを利用できます。
ラウンジ
プレエコ利用特典のメインディッシュの1つ。
JAL指定のラウンジを利用できます。
基本的にはビジネスクラス以上の利用者か、飛行機に頻繁に乗る上級会員しか入れない航空会社のラウンジですが、プレエコ利用でもお情け的な感じで入れてもらえます。洗練された上質な空間です。
ラウンジ内では食事やアルコールを含むドリンク、シャワーなどのサービスが無料で受けられます。
JALのラウンジ「サクララウンジ」で食べられるビーフカレーは絶品ですよ。
さて、先ほどお情け的といったのはなぜかというと、JAL指定のラウンジのみの利用にとどまるからです。国内各空港ではJALのサクララウンジ、シンガポール・チャンギ空港ではdnataラウンジ、香港国際空港ではカンタスのラウンジなど。逆に言うと、他のワンワールドラウンジ(例えば成田のカンタスラウンジや香港のキャセイパシフィックのラウンジなど)は利用できません。
ビジネスクラス利用や上級会員の方はこちらも利用できるので、一つ格落ちといった感じです。まあ十分ですけどね。
プライオリティバッゲージサービス
到着地でも特典があります。それは、預け入れ手荷物を到着地の手荷物受取所で早く出してくれる「プライオリティバッゲージサービス」です。
このようなタグ。ビジネスと書いてありますが、プレエコ利用時のものです。理由は分かりません。笑
ともかくこのタグがある荷物は一般の荷物に先駆けて出てきますので、到着地で少し早く行動開始できます。荷物が出てくるのが遅いと税関でも行列してさらに時間をとられたりするので、実時間以上に有効なことも多い特典といえます。
気になる値段の差
サービスの違いは分かったけど、それ結局いくらなの?って感じですよね。
僕なりの主要路線(成田・羽田からシンガポールとニューヨーク、ハワイ・ホノルル)について一番安い時でどのくらいか調べてみました。(2019/11/19日時点から2020/6/10発のフライトを検索しています)
都市 | エコノミー | プレエコ |
---|---|---|
シンガポール | 24,500 | 53,500 |
ニューヨーク | 52,500 | 90,500 |
ホノルル | 37,500 | 90,000 |
いずれも円。税・サ別の片道運賃です。
基本的にエコノミーの倍くらいと考えていいですかね。ホノルルはちょっと高いですが。
なお、プレエコは座席数が少ないため埋まりやすいです。その分運賃も上がりやすいので、早めの予約が鉄則です。
まとめ
というわけで、エコノミークラスとプレミアムエコノミーの違いについて記述してきました。
座席が広いのはもちろん、乗る前や乗った後も特典が受けられるプレミアムエコノミー。エコノミーに比べると高いですが、ビジネスほどはバカ高くないので、一度体験してみてはいかがでしょうか。ラウンジで過ごすフライト前のひとときは最高ですよ。
以上です。
ありがとうございました!
那覇発着ならFOP単価10円可能?でもやはり北米はJGC修行不向き。成田-バンクーバーのFOPについて。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
先日成田からバンクーバーへのフライトに搭乗しました。
今回は、このフライトに関して、FOPやマイル等がどんな数字だったかを検証していきたいと思います。
※このフライトは修行ではありません。修行終了後初の海外渡航についてお伝えするものです。
運賃とマイル、FOP
今回もわりと直前で予約したことがあり最安値ではありませんでした。非セール時の底値は48,000円~のようですが、今回は行き58,000円、帰り65,000円にて予約。(すべて税・サーチャージ等除く。)
行きの成田-バンクーバー、58,000円について見ていきます。国内線区間なし、乗り継ぎなしの完全な直行便です。
(JALマイレージバンクHPより。)
結論から言うとこうです。マイルが7,139、FOPが2,741。これまでステータスなしでアジア・オセアニアに行ってたので、FOPの方がマイルよりも多いのが日常だったのですが、初めてマイルの方が多くなりました。なんか新鮮。
ツアーマイルプレミアムで約2,300マイルも獲得。往復で5,000マイル弱もらえるということです。年1回以上エコノミーで海外に行くなら必ず入っておきたいオプションですね。
サファイアをとったのも大きいですね。105%のボーナスで2,500マイル弱。これまた往復で5,000マイル弱ですから、強力です。サファイアである内は特典航空券ではなく自費で飛んだ方が後々お得ですよ。
FOPは残念ながら1倍。フライトマイルにボーナスの400FOPだけ足して終了。2,741でフィニッシュです。
FOP単価は21.16、、、
58,000円で2,741FOPでしたので、FOP当たりの運賃であるFOP単価は約21.16円ということになりました。
修行であれば10円前後は守っていきたいところなので、ちょっとこれでは厳しいですね。観光など他の目的があってついでに修行も兼ねるというのならアリだとは思いますが、修行メインの旅であればやはりアジア・オセアニア以外は厳しいです。
最安運賃+那覇発の場合を考える
とはいえこのまま諦めたように結論付けるのは嫌なので、一応条件が一番いい場合を考えてみて、修行に使えるか検証してみます。
まずは運賃が一番安い時。通常の最安値48,000円で考えます。
そして出発地を成田ではなく那覇にします。国際線の発着を那覇にしてFOPを荒稼ぎするのは修行の常套手段ですからね。(OKA-SINタッチなど。)
例↓
国際線における国内線区間は一律5,000円ですので、先ほどの最安値と合わせて53,000円ということになります。
この那覇-東京間は2,368FOPです。東京-バンクーバー(2,741FOP)とそんな変わらないという衝撃。飛んでる時間は3~4倍くらい違うのにね。
ともあれ、運賃が53,000円で2,741+2,368=5,109FOPを獲得です。
ということは、FOP単価は10.39円ということになります。
思ったよりはイケる数字になりましたね。
ですが、やはり単なる修行としてはオススメできません。というのも、
・往復を最安にするには最低1週間は必要
・時差ボケ下での那覇往復はかなりハード
・そもそも一撃で1万FOP程度しか稼げない
という懸念点があるからです。
北米との時差ボケは思った以上にきついです。その中で那覇往復。自分だったら嫌ですね。。。それで1万FOP程度ですから、しんどさと得られるもののバランスが取れてないように思ってしまいます。
プレエコのシドニー旅であれば時差なし快適旅ですし、一撃で2万FOP超も狙えて単価も8円台とか可能ですから。こっちの方が断然オススメです。
まとめ
というわけで、北米が修行に使えるか?という話題でしたが、
・単価は20円とか。OKAタッチでも10円は切れない。厳しい。
・10円なら行けると言えば行けるが、体力的な厳しさ、一回のFOPが少ないというデメリットあり。
という感じ。
まとめると
「旅行ついでにFOPも貯めよう!ってことなら止めないけど、修行しに北米行きますってのはやめておいた方がいいかも」
というのが僕の意見です。
どっちつかずですが、本当にこう思います。結局はやりたいようにやるのがいいです。各々の修行スタイルで行きましょう。笑
今回は以上。ありがとうございました!
成田→バンクーバー旅行記。サファイア達成後初フライト!
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
バンクーバーに来ております。JMBサファイア取得後初のフライトです。今回は、成田→バンクーバーまでを旅行記という形でまとめたいと思います。
成田空港にて
まずは成田空港へ。サファイア初フライトとあって、張り切って出発6時間前とかに着きました。ラウンジ全制覇するのが目的だったので。笑
まずはチェックインして邪魔な荷物を預けることに。
初めてのJGCカウンター。
チェックインは本来3時間前からだったはずですが、6時間前でも問題なく手続きしてもらえました(チェックイン前に断りは入れました)。
まずはカードラウンジへ
身軽になったので、いざラウンジ巡りへ。
まずは一般エリアにあるカードラウンジから。僕が持っているイオンゴールドで使えるのは第2ターミナルIASSラウンジのみ。チェックインカウンターのある3Fからエスカレーターで上った先の4Fにあります。
入口が事務所みたいで分かりにくいので注意。
カードラウンジではありますが、最初の1杯のアルコールが無料です。せっかくなのでもらいました。
席まで持ってきてくれます。ビールはアサヒの缶ビールのみです。
このラウンジはそんな広くないし、人も多いので長居するような場所ではないですね。作業スペースもごく限られたものでした。
ビールを飲み干し次第後にしました。
サクララウンジ本館
そのあとはセキュリティチェックと出国審査を抜けてサクララウンジへ。
JALのメイン空港ラウンジとあってやっぱり広いし素敵なラウンジ。
お腹が空いていたのでさっそくカレーをいただくことに。やはり美味しいです。これを食べるためにサファイアをとったといっても過言ではありません(過言)。
ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイ)
続いてはキャセイパシフィックのファースト&ビジネスラウンジへ。
ここは正直もう行くことはないかな。名物のヌードルバーはここにはないし。食事も飲み物も低水準でおまけに狭いのに、利用者はそこそこいて混雑しているという。ハーゲンダッツが食べられる以外のメリットは見つかりませんでした。
まあでもおやつとミルクティーは普通においしかった。
カンタスビジネスラウンジ
次はサテライトに移動してカンタスのラウンジへ。
人が全くいませんでした。きれいで空いてて最高のラウンジ。
ここはお酒の種類が多く、飲み目当てに最強のラウンジです。が、昼間からお酒はあれなのでソフトドリンクにしました。欧米のラウンジは普通のスナック菓子が多く置いてあるのが特徴ですね。
サクララウンジサテライト
次はサクララウンジサテライト。
基本的に”サクララウンジ本館の小さい版”という認識でOKだと思いました。ただシャワーは無し。
食事や飲み物のメニューはサクララウンジ本館と同じ。
正直サテライトならカンタスの方がいいラウンジかな。シャワーあるし。混んでないし。
アドミラルズクラブ(アメリカン航空)
今回は本館からの出発だったので、最後に本館側のアメリカン航空・アドミラルズクラブを残しておきました。
17時以降のアドミラルズクラブは本当に空いています。オススメです。
デザートが多いのがここの強み。ケーキなどとワインをいただきました。
搭乗
そのうちに搭乗時刻になったので搭乗口へ。
優先搭乗したろ、なんて思っていたのですが、、、
搭乗時刻を10分勘違いしていました!
搭乗口に着くとこの有様。エコノミーの搭乗さえ終わっており、あとは遅れてくる乗客を待つのみという状況。
幸い(?)僕が最後というわけではなかったので、僕のせいで遅れたとかはなかったのですが、以後気を付けるようにします。申し訳ありません。
というわけで座席に乗り込み、出発の時を迎えました。
機内の様子
座席はエコノミー
座席に到着。
今年は修行で何度か国際線に乗りましたが、全部プレエコでした。国際線のエコノミーに乗るのはかなり久しぶりです。5年以上ぶり。プレエコとの違いを痛感しました。
便名はJL018便。機材はボーイング767-300です。
2-3-2列の構造になっており、僕は2列の通路側、C列です。国際線では通路側をとるのが鉄則かと思います。
隣は日本旅行帰りのカナダ人で、良い人でした。英語でたびたび話しかけてくれていいトレーニングになりました。笑
ドリンクのメニュー表。シャンパン等がないのはちょっと寂しいですが、仕方のないことです。
夕食
機内食。立岩シェフの「牛バラ肉とトマトのピリ辛煮込み」を選択しました。これ、今年の修行含めすべての機内食の中で一番おいしかったです。メインの牛煮込みはばくばくイケる感じ。付け合わせのサラダ類もどれも質の高いものでした。
ラウンジでそれなりにお腹を満たしていたのですが、完食してしまいました。笑
食後のデザートはハーゲンダッツ。今回はカスタード味でした。ちょっと甘さが強めだった。
食後はすぐに就寝になりました。ここで少しでも寝ておかないと時差ボケで大変なことになります。さっさと寝ましょう。
朝食
翌朝。
到着2時間前の9:30頃、つまり日本時間の1:30頃に朝ご飯です。
ちなみにハーゲンダッツの写真を撮ったのはほんの4時間半ほど前。頭おかしくなりそう。
朝ご飯は吉野家の提供で牛丼。Air吉野家という銘打ってあるようです。
お店で食べるのと遜色ないクオリティでした。紅生姜や卵(風のたれ)もあるので自分好みにアレンジできます。最後の日本食を名残惜しくいただきました。
食べ終わるとすぐに着陸準備に入りました。あまりにも寝足りなかったのでもう一度眠ろうとしました。寝付けなかったけど。
着陸の衝撃で起こされました。眠すぎて絶望の幕開けでした。笑
到着
というわけでバンクーバー国際空港に到着です。時刻は13時ごろ。
乗ってきた767。お疲れ様です。
この時間はJAL成田便のほかにもソウルからの便など、アジアからの夜行便が次々到着する時間帯のようで入国審査はかなり混雑していました。
入国審査、税関をクリアすると、トーテムポールがお迎えしてくれます。スカイトレイやタクシー等に乗ってダウンタウンへ向かいましょう。
今回は以上です。ありがとうございました!
成田空港ワンワールドラウンジまとめ。目的別にオススメを選んでみる
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
サファイア達成後初フライト(成田→バンクーバー)の際に成田空港のワンワールド系ラウンジに一通り行ってきました。成田空港には4キャリア5か所のワンワールドラウンジがあるのですが、これだけあるとどこ行ったらいいか迷いますよね。
どこに行けばいいかは、目的とフライトによって異なってくるかも知れません。食事なのか、飲みなのか。混雑状況とか。搭乗口がどこかとか。
今回ラウンジをまとめて比較し、それぞれどんな人にオススメかという点を勝手に批評していこうと思います。
どんなラウンジがあるのか
ラウンジ一覧
前述のように、成田空港には4キャリア5か所のラウンジがあります。
それらは以下の通り。
②アドミラルズ・クラブ(アメリカン航空)
③ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイパシフィック)
④サクララウンジ・サテライト(JAL)
⑤カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)
JALが2ヵ所、そのほかはアメリカン航空、カンタス航空、キャセイパシフィックの各社が1ヵ所ずつを構えています。
ラウンジの場所
ラウンジの場所は以下のようになっています。
(成田空港のフロアマップより。)
出国審査場を出てすぐのメインエリアである本館側に3か所、5分ほど歩いたところにある別館のサテライトに2ヵ所があります。
本館
・サクララウンジ本館(JAL)
・アドミラルズクラブ(アメリカン航空)
・ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイパシフィック)
サテライト
・サクララウンジサテライト(JAL)
・カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)
という感じです。先ほども言ったように本館⇔サテライトの行き来は5分程度はかかるので、搭乗口がどちら側かというのも行くべきラウンジの決定に少なからず関わってきます。
各ラウンジの概要
それでは、それぞれのラウンジに関する情報(中の様子や食事、飲み物等)について書いていきます。
サクララウンジ本館(JAL)
まずはJALのサクララウンジ本館から。
JALの一大拠点である成田空港のラウンジだけあって、基本的な設備がひと通り揃っておりどれも一定以上の水準にあります。
成田空港で一番広い&出国審査から一番近い&営業時間が一番長いラウンジです。
営業時間は7:30~22:00。
出国審査を終えるとすでに右手奥に入口が見えるほどの近さです。
サクララウンジ本館
場所:本館3Fと2F、出国審査場すぐ
営業時間:7:30~22:00
設備:食事、飲み物、シャワー等
中の様子はこんな感じ。ベージュを基調とした落ち着いた印象のラウンジです。
ダイニングの様子。名物のカレーやメゾンカイザーのパンなどをいただくことができます。
カレーとビールの組み合わせは至高。
シャワーもあります。きれいです。
ですが、やはり気になるのは混雑。ピーク時のダイニングエリアは非常に混雑します。席をとるのが難しく、食事をとるのにも並ばなくてはならなくなります。カレーだけ食べてさっさと出ていくのが得策かと思います。笑
シャワーも激込みなことが多いです。僕の体験談として、1時間以上待ちというのもありました。待ち時間が短ければ待ってもいいですが、そうでなければカンタスやアメリカンのラウンジを視野に入れましょう。
アドミラルズクラブ(アメリカン航空)
続いてはアメリカン航空のラウンジ、アドミラルズクラブ。食事、飲み物、シャワー等、基本的な設備が揃っており、総合力で言えばサクララウンジ本館に次いで2番目かと。
本館の左側にあります。北側の出国審査場からだとすぐ。JALの利用者が多い南側からだと少しだけ歩きますが、大した距離ではないです。
1つ下の2Fにあるので、入口へはこのエスカレーターを使います。シンプルな看板しかないので見落とさないように気を付けて。
アドミラルズクラブ
場所:本館2F
営業時間:7:30~21:00
設備:食事、飲み物、シャワー等
中はサクララウンジ本館ほどではないものの結構広いです。日本画が掛けられていたりと和風な内装になっています。
ダイニングはとてもきれい。ビーフシチューなどをいただくことができます。
特筆すべきはデザートでしょうか。このようなケーキ類はサクララウンジには無いので。食後の過ごし方の幅はこっちの方が広いかもしれませんね。
シャワーもあり。清潔ですが若干年季が入ってるかな。シャワールームの入り口のところにししおどしがあったりとここでも和風な雰囲気が。
混雑度が時間によって変わる不思議なラウンジです。
というのも17時台にアメリカ行きの飛行機が多いからで、17時半頃より前は比較的混雑、それ以降はガラガラという感じ。
とはいえどちらにしてもサクララウンジよりは空いているので、混雑時の退避場所としても使えるでしょう。
ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイパシフィック)
続いてはキャセイパシフィックのファースト&ビジネスラウンジ。
本館のほぼ中央に位置しています。
ワンフロア上の4Fにありますので、中央のエレベーターに乗ってください。
4Fに着いたらすぐ正面です。
ファースト&ビジネスラウンジ
場所:本館4F
営業時間: 7:30~18:00
設備:食事、飲み物
ラウンジエリアは赤のソファが目立つビビットな作り。そこまで広くはないのですが、中華系のお客さんを中心に結構人がいるという印象です。
ダイニングエリアの様子。
正直食事、飲み物ともに品揃えは微妙かな。。。
特にお酒の種類がかなり控えめで寂しい感じ。
ただハーゲンダッツが無料で食べられます。勝手にとっていくのではなく、スタッフに直接オーダーする形。これだけでも行く価値があるかもですね。
このラウンジにはシャワーはありません。トイレのみ。
WASH ROOMSってややこしいからやめてほしい。笑
サクララウンジサテライト(JAL)
ここからサテライトのラウンジに移っていきます。
前述のように本館とサテライトの移動は時間がかかりますので、タイムマネジメントをしっかりと。
サクララウンジサテライトはJAL運営のラウンジ。サクララウンジの別館みたいな感じですね。
サテライトに着いて右折するとすぐ右側にあります。
サクララウンジサテライト
場所;サテライト3Fと2F
営業時間:7:30~19:30
設備:食事、飲み物
なお、現在は改修のため営業時間が変更になっていることに注意してください。
2019年11月現在昼の営業を取りやめており、営業時間7:30~11:00、15:00~19:30です。
ほとんどの部分はサクララウンジの本館と同じです。
中の雰囲気、食事や飲み物のメニューなど。
ダイニングもだいたい同じ作り。
本館とは違う角度から駐機場を眺められるのも飛行機好きにとってはメリットです。笑
異なるのは広さ、営業時間、シャワーの有無といったところ。
まずサテライトは本館よりだいぶ狭いです。の割には混むので、サテライト発のフライトでない限り行く必要はないかと。
営業時間も短めですね。隣のカンタスは遅くまでやっているのでそっちに逃げ込めますが。
またサテライトにはシャワーがありません。これは大きなデメリット。他で浴びるしかないですね。
カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)
続いてはカンタスクラブラウンジ。その名の通りカンタス航空が運営するラウンジです。このラウンジもサテライトに位置しています。時間管理をしっかりと。
JALサテライトのちょうど反対側で、突き当たりを左に行ったエスカレータを下った先にあります。
カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)
場所:サテライト2F
営業時間:8:30~21:30
設備:食事、飲み物、シャワー
中はきれいです。
PCができる席も窓側にあったりします。
ただ食事は少し残念。軽食、あるいは酒のつまみ程度に思っておいた方がいいでしょう。ガッツリ食べたい方には向いてないです。
一方でお酒は全ラウンジ中トップレベル。ハードリカーはご覧の通り。カルーアなどラウンジでなかなか見ないようなのもあります。
ワインも各種が複数銘柄。
この他にもまだまだたくさんありました。
全容はこちら→成田空港・カンタスビジネスラウンジレビュー。混雑しらずの良ラウンジ。
できるだけたくさんの種類のお酒を楽しみたい方にはぜひ行ってみてほしいです。
また、このラウンジにはシャワーがあります。受付に申し出てカードキーをもらうことで利用することができます。サクララウンジよりもスムーズに利用できる可能性が高いのでオススメです。
このラウンジ、サテライトにあるのもあって混雑とは無縁。僕が行った昼すぎなんて全部で5人しかいませんでした。混雑回避度で言ったら断トツの1位です。
まとめ
基本情報まとめ
以上5ラウンジについて書いてきました。
基本性能を表にまとめてみます。
ラウンジ名 | 営業時間 | 場所 | 食事 | デザート | 飲み物 | 混雑 | シャワー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サクララウンジ本館 | 7:30~22:00 | 本館3F | 〇 | △ | 〇 | × | 〇 |
アドミラルズクラブ | 7:30~21:00 | 本館2F | 〇 | 〇 | 〇 | △(時間による) | 〇 |
ファースト&ビジネスラウンジ | 7:30~18:00 | 本館4F | △ | △(ハーゲンダッツあり) | × | △ | × |
サクララウンジサテライト | 7:30~19:30 | サテライト | 〇 | △ | 〇 | × | × |
カンタスビジネスラウンジ | 8:30~21:30 | サテライト | △ | △ | ◎ | ◎ | 〇 |
すべて完全主観であることをご了承ください。
目的別オススメ
次に、目的別にオススメのラウンジを挙げていってみます。
食事目当て
まずは、食事しにラウンジ行くよって方。
サクララウンジ(本館、サテライト)
アドミラルズクラブ
食事目当てなら、JALラウンジは欠かせないと思います。特製のビーフカレーは絶品なのでぜひ召し上がってほしいです。
本館、サテライトともメニューは一緒なので、自分が利用する搭乗口によってどちらか決めるのがいいでしょう。
アドミラルズクラブもいいです。特にビーフシチューが美味なのでぜひお試しください。
飲み目当て
次はお酒を飲みに行きたいという方。
カンタスビジネスラウンジ
アドミラルズクラブ
サクララウンジ(本館、サテライト)
この順でオススメします。
まずカンタス。ここはお酒の種類が一番多いです。一度に多くの種類を楽しみたい方はぜひ行ってほしいです。おつまみの種類もそこそこ。
またここは混雑とは無縁のラウンジ。他人を気にせずゆったりと過ごすことができますよ。
次にアドミラルズクラブ。ここは何をするにも高水準でオススメ。お酒に関しては、ワインが特に豊富です。また、お酒のお供もたくさんあります。一般的なおつまみに加えて、ケーキ類などのスイーツもあるので、選択肢が多いですよ。
サクララウンジも十分お酒を楽しめるところです。各種バランスよく置いてあります。ただ基本的に混雑しているので、そこが気になる方は上記2つから選ばれるのがいいかと思います。
シャワー
シャワーは次の3ラウンジにあります。
サクララウンジ(本館のみ)
アドミラルズクラブ
カンタスクラブラウンジ
どこで浴びてもいいのですが、サクララウンジのシャワーは非常に混雑しているのが普通で、1時間以上待ちもざらなので、状況に合わせて他も使い分けたいところです。
モデルコース
搭乗口の場所別にラウンジの使いこなし方を考えてみたので発表。
本館発:サクララウンジ本館→アドミラルズクラブ
本館の場合は、まずサクララウンジ本館へ。ここで腹ごしらえです。名物のカレーをいただいたらさっさと出てしまいましょう。
行く先はアドミラルズクラブ。ここでシャワーを浴びて乾杯といくのがベストだと思います。アドミラルズクラブのシャワーはサクララウンジに比べて空いていますし、お酒やおつまみに関しても種類が豊富。混雑も避けられて一石三鳥です。
サテライト発:サクララウンジ(本館orサテライト)→カンタスクラブラウンジ
サテライトから出発の際は、サクララウンジの後でカンタスクラブに向かうのがいいでしょう。サクララウンジでは食事をするだけなので、本館でもサテライトでも大丈夫です。サテライトに行く場合は営業時間にだけ注意。カレーをいただいた後はカンタスビジネスラウンジへ。
混雑しらずのカンタスラウンジでシャワーとお酒を楽しみましょう。シャワーはほぼ確実にノータイムで浴びれるでしょうし、充実した酒類もゆっくりと楽しめること間違いなしです。
以上、成田空港ラウンジについてまとめていきました。
ありがとうございました!
成田空港国際線サクララウンジサテライトのレビュー。営業時間や場所、中の様子など。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
今回は成田空港の国際線サクララウンジに関して。
成田の国際線ターミナルには2つのラウンジがあります。本館とサテライト。別館ともいうべきサテライトの方に行ってきましたので、そのことについて書いていきます。
サクララウンジサテライトの基本情報
サクララウンジサテライトは、JALが運営するラウンジです。
利用できる人は以下の通り。
ワンワールドエメラルド(同行者1名まで可)
ワンワールドサファイア(同行者1名まで可)
ワンワールド便ファーストクラス利用者(同行者1名まで可)
ワンワールド便ビジネスクラス利用者(本人のみ)
JALプレミアムエコノミークラス利用者(本人のみ)
要件によって本人のみ、もしくは同行者1名まで利用可と異なるので注意です。
営業時間は7:30~19:30となっています。
(※なお、2019年11月現在、改修工事のため07:30〜11:00、15:00〜19:30の2部制に変更になっています。最新情報はJALのHPから確認するようにしてください。)
場所は、第2ターミナルの制限エリア内、サテライト側にあります。
出国審査場からだとサテライトまでは若干距離があります。5~10分くらいは歩くので時間には余裕を持っていきたいところです。
もちろんサテライト側の搭乗口からの出発でなくても利用できますよ。
本館側から歩いていくと、横長のサテライトに突き当たります。そしてこのような看板が。右に行くとJALサクララウンジサテライト、左に行くとカンタスビジネスラウンジがあります。
右へ曲がって少し進むと、すぐ右側にラウンジの入り口がありますよ。
中の様子
それでは中に入っていきます。
受付で搭乗券を提示します。ステイタスを使って入室する際はステイタスカードを提示することになっていますが、基本的に搭乗券のみで大丈夫なことが多いです。
受付を済ませて右側の階段を下った先がサクララウンジ。この左にはファーストラウンジがあります。
階段を下りた先にフロアマップ。本館とは違い、すべての設備が1フロアにまとまったコンパクトな作りになっています。
ダイニングが中央にあり、それを囲むようにラウンジスペースが広がっています。食事専用のスペースがないためどこで食べるのも自由なのですが、そのためラウンジ全体に食事の匂いが漂います。特にカレー。もうこれは仕方ないでしょう。
入口から見たラウンジの様子。右側には通話スペースもあります。
手前側にビジネスエリアがあります。PCがある席や、仕切りがあるタイプの机。プリンターもあります。
本棚の品揃えは正直微妙かな。別に気にしないけど。
窓側からの景色。本館側のJAL機たちがよく見えました。サクララウンジ本館から1機を間近で見るのもいいですが、こうして駐機場に整然と並んでる様子を遠くから見るのもいいですよね。
ダイニング
提供されている食事や飲み物は、サクララウンジ本館と同じものです。
ビュッフェとドリンクバーがラウンジ中央にコンパクトにまとまっています。
手前に名物のカレーです。
少し奥にも食事類がありました。パンはメゾンカイザー提供でとても質の高いものですよ。
その他アラカルト類は月替わりなので詳しい説明は避けようと思います。その月のメニューはラウンジのHPから確認できます。
こんな感じでカレーをいただくことができます。(これは実は本館のものですが物は同じです。)
トイレ
リニューアルされたばかりなのか、トイレがすごくきれいでした。
手洗い場もすごく清潔。
シャワーはない
なお、このサクララウンジサテライトにはシャワーはありません。(ファーストクラスラウンジにはあり。)
シャワーを使用したい場合は、サクララウンジ本館もしくはアメリカン航空・アドミラルズクラブ、カンタスビジネスラウンジのどこかに行く必要があります。
まとめ
サクララウンジ本館同様、雰囲気がしっかりしていて過ごしやすいラウンジでした。シャワーがないのが玉にキズ。他で済ませるほかありません。
食事をこのサクララウンジサテライトでとって、食後はカンタスのビジネスラウンジでゆっくり乾杯しつつシャワーを浴びる、というのがサテライトのモデルルートかなと思います。
成田空港のワンワールドラウンジについてまとめた記事はこちら。
今回は以上。ありがとうございました!
成田空港・キャセイパシフィック「ファースト&ビジネスラウンジ」レビュー。成田にはヌードルバーなし。
こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
前回成田空港に行った際に、キャセイパシフィックのラウンジである「ファースト&ビジネスラウンジ」に初めて行ってきましたので、今回はそのレビューを書いていきたいと思います。
基本データ(営業時間、場所等)
ファースト&ビジネスラウンジは、キャセイパシフィックが運営するラウンジです。
営業時間は7:30~18:00。他のワンワールドラウンジと比較しても営業時間が短めのラウンジであると言えます。
ワンワールドアライアンス便のファーストクラスおよびビジネスクラスの利用者と、ワンワールドのサファイア以上のステイタスの保持者が利用することができます。JALのプレミアムエコノミー(プレエコ)利用者はここには入れないので注意です。
第2ターミナル、国際線制限エリア内の本館手前側中央の4Fに位置しています。
南北2ヵ所ある出国審査場の間にあるというイメージです。
なお、制限エリアのメインフロアは3Fのため、4Fのラウンジへはエレベーターで1フロア上がる形になります。
こちらがそのエレベーター。
キャセイとエミレーツのラウンジへとつながるエレベーターで、どうやらその2つのラウンジのみに繋がっているようです。
4Fについてエレベーターを降りたその真正面がキャセイパシフィックのラウンジになっています。
中の様子
それでは中へ入っていきます。
ステイタスを使っての入室の場合、ルール上はステイタスカードを一緒に提示することになっていますが、搭乗券のみでOKなことが多いです。提示を求められたら提示する、というスタンスで大丈夫。
中は決して広いとは言えません。これと次の写真でラウンジスペースはほぼ全て。
これは入って右側のスペースで、寛ぐエリア。
こっちが向かって左側で、ダイニング用のエリアなのかな。
広さの割に人が多いです。主に中華系。中華系って国民性なのか声が大きい人が多くてちょっとアレです。。。
本棚。中国語を中心に、少しだけ日本紙も。
トイレ。WASH ROOMSとあったのでシャワーもあるのかなと思いましたが、シャワーはありません。サクララウンジ、アメリカン航空・アドミラルズクラブ、カンタスビジネスラウンジのいずれかに行って浴びることになります。
ダイニング
ラウンジ中央にダイニングスペースがあります。
まずは食事。
ホテルのバイキングのような形で食事が並びます。ポテト、温野菜など。
その隣には、巻き寿司やサラダ、チーズ類。
続いてはお酒。種類は控えめですね。
ビールのサーバーも1台あります。
タッチパネルのコーヒーメーカーと茶葉類。
一番奥にはケーキとフルーツがありました。
棚にはドリンクが入っています。奥の方に見えるのはミルクティー。アジア感がありますね。
ワインや缶ビールなどの一部酒類もここに入っています。
なお、オーダー式ではありますが、ハーゲンダッツをいただくことができます(無料)。
スタッフに「ハーゲンダッツありますか?」のように聞くと、味をどうするか聞かれますので、味を選択して持ってきてもらう形になります。
僕はというと、せっかくなのでミルクティーを。
おやつと一緒にいただくことにしました。どちらも普通においしかったですよ。
ちなみに、キャセイパシフィックのラウンジで有名なヌードルバーは、ここ成田空港にはありません。
羽田空港のラウンジにはあるのですが。残念です。
まとめ
このように、キャセイパシフィックの「ファーストアンドビジネスラウンジ」についてまとめてきました。
うーん、
正直、キャセイのラウンジしか使えないという場合を除いて、行く理由がないラウンジかなと。理由は以下の通り。
・広くない
・広さの割に人が多い
・営業時間も短い
・食事、飲み物ともに充実しているとは言い難い
・シャワーがない
キャセイパシフィックは本来ラウンジの評判がとてもいい会社ですが、そのキャセイがこの程度のラウンジしか用意していないということは、「別にわざわざウチに来なくてもいいよ」という意思表示をしているようにも取れます。
他のラウンジも利用できるのであれば、ハーゲンダッツだけいただいて他へ移るのがいいのかなと思いました。
JALサクララウンジやアメリカン航空・アドミラルズクラブであれば食事や飲みも高水準でシャワーもありますし、カンタスビジネスラウンジも食事はそこそこなものの空いてて飲みには最適ですよ。
成田空港のワンワールドラウンジを別の記事にまとめています。
今回は以上です。ありがとうございました!